高齢者の見守り対策~現場からの声~

7月28日午後、地元自治会の役員さんと地域包括支援センター職員との意見交換が行われた。
福生市の高齢化率は24%と全国的にもほぼ平均くらいか。町会自治会によってその高齢化率は大きく変わってくる。私の住む加美平団地ではすでに30%。一番高齢化率の高い福生団地では40%を超えている。10%台若い町会もある。様々である。
●今回の意見交換会は、ひとつのきっかけがあった。過日、団地内で孤独死が発生した。これだけ団塊の世代が高齢者になり2020年には後期高齢者となる。こういう私が今、高齢者の仲間入りをする年齢になった。
また単身高齢者が多くいることも、いざという時、緊急時にどのように命をつなげるか切実な問題である。よく言われる安否確認は事後である。新聞がたまっているとか、洗濯物がしまわれていないとか、しばらく顔を見ないとか事後の安否確認であり、これは確認が早いか遅いかである。

●如何に日常のかかわりを深めていくか、体調の変化、加齢による変化等を察知して緊急事態になる前に、予防措置ができないかそこが大事である。議員として16年間、高齢者福祉には力を入れてきた。結果様々な取組み、施策を実現、充実してきたとの自負もある。災害時要援護者リストの作成、緊急通報システムの充実、救急医療情報キッドの配布、新聞店等との見守り協定などなど。

個人情報保護の件をさておいて考えると
①すべての住民のうち高齢者、障害者の把握。
②どこに誰が住んでいるという住民情報。
③個々の住民が地域包括支援センター、在宅介護支援センター(在支)要援護者登録の有無などの情報を自治会なり、見守り機関が掌握できるかどうかが肝となる。そのうえで
➃声をかけて元気であることを絶えず掌握する。
⑤その延長線上で、例えば一人暮らしの高齢者が体調不調などの場合に向う三軒両隣に声をかけられる人間関係を作ること。
⑥更には市役所、自治会(あるいは見守り機関)、民生委員、地域包括支援センターが情報の共有化を図る。
こうして緊急事態の未然予防が図られる。

●キーワードはご近所の絆、人間関係。別も言葉でいうと「近助」力である。ご近所でなく、ご近助である。
そのためには
⑦地域を挙げて見守り活動に取り組んでいることを地域全体に周知する。この地域は町会・自治会(あるいは見守り機関)が高齢者の見守り活動を日常的に推進しているという理解をひろげること。
⑧担当者と隣近所で積極的にかかわる地域であること=わずらわしさがあっても緊急時、あるいは災害時に地域みんなで支えあうために必要な運動であることを理解してもらうこと。
⑨そのための拠点として定期的に地域カフェを開催して気軽に井戸端会議やお茶をする場所を作ること。
⑩何よりも地域と行政、消防団等と連携をとって絆を深めることが肝要です。

●多くの施策を点とするならば、地域ぐるみで面の広がりを作っていく。この取り組みが安全あんしんの地域づくりができてくる。それには個人情報の壁を乗り越えるために、手あげ方式を拡大して高齢者の方から自主的に情報共有化に踏み切ってもらえるように拡充していくことが大切である。
誰が主体的に推進できるか、当然、中央会自治会にお願いしたいというでしょう。しかし個別訪問して理解を得るにしても、役員の高齢化、そして加入率が40%を切っている状況の中で地縁団体だからやってよということでは実現しない。
●まずは地域内全世帯に訪問してこの取り組みを理解してもらう活動を行政と地域のチームで実施していくことが求められる。そんなことを今回の意見交換で感じた次第である。いよいよ考えているだけでは駄目である。感じているだけでは観念に終わってしまう。
今まさにできることから行動していく。そして「継続はちからなり」である。粘り強い活動をしていく時が来た。

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